2012年11月19日月曜日

芋煮

今日は私の田舎の郷土料理、里芋を使った"芋煮"をご紹介〜!


この季節になるとスーパーに里芋が並びだし、それを見るたびに芋煮を思い出して食べたくなります。
という事で、早速作ってみました☆

そして、作っている時に思った事が!
この芋煮は是非お子ちゃまと一緒に作っていただきたい料理だなぁ、と。

里芋の皮剥きはアルミホイルでこすれば、ゴワゴワの皮だけがむけ、薄皮を残すのでツルツル滑ることもなく安全に皮を剥く事が出来ます^^
ごぼうも同じようにアルミホイルでこすり洗いし、ピーラーでささがきにすれば包丁を使わなくたって大丈夫。
こんにゃくは一口大くらいに適当に手でちぎりましょう♪
この手でちぎる作業は感触が何とも言えず、子供は絶対に楽しいはず!
それに、こんにゃくは手でちぎった方がデコボコと表面積が広がるので味もしみ込みやすくなりますよ^^
最後に長ネギだけはママちゃんが包丁で切ってあげて下さい。

下準備ができたら、まずは里芋の下茹でから。
無油無水鍋に里芋1袋に対して水40ccを入れ火にかけます。
沸騰したら弱火にして10分、火を止めて10分で吹きこぼれる事も無く茹で上がります。
そして、そのままお水を足して再び加熱して沸騰したら、ささがきごぼう、こんにゃく、まいたけ、牛肉を入れ蓋をします。
アクがでてきたらお玉で取り除き、酒、砂糖、白だし、醤油で味付けをして煮ます。
味がなじんだ頃に長ネギ(緑の部分も入れて下さい)を加えて蓋をして火を止めて蒸らして完成です!

自分が皮を剥いたりお手伝いしたお料理はきっとお子ちゃまも喜んで美味しく食べてくれるんじゃないかなぁ…^^


それから、この芋煮は何気に便秘解消メニューです☆
里芋、こんにゃく、ごぼう、まいたけは食物繊維をたっぷり含んでいますからね^^

さらに、里芋に含まれる"ガラクタン"という食物繊維の成分は脳細胞の活性化や免疫力を高めてくれる効果があると言われているようです。
こんにゃくに含まれる"グルコマンナン"という食物繊維の成分はコレステロール上昇の抑制、血糖値正常化の働きがあるので、脂質異常症や糖尿病予防に効果的と言われています。

新米が出てきて食欲が増す秋、たくさん食べても体に優しい"芋煮"、是非お試し下さいませ〜♪


そして、今日はもう一品、郷土料理をご紹介!
それは!菊の花で〜す☆
今回はピンクの"もってのほか"を使いました^^

えっ?
菊の花を食べる!?と驚きでしょうが、これが美味しいんですよぉ〜!

菊の花びらは手で散らします。(これもお子ちゃまが喜んで手伝ってくれると思います^^)
お湯を沸かした所にお酢を少〜し入れて、さっと菊の花を茹で、直ぐに冷水につけて水気を搾りましょう♪
※お酢を入れるのは、菊の花の色をキレイに出す為です。

今回は長いもと一緒にだし醤油で上品にいただきました^^
長いものサクサクと、菊の花のシャキシャキの食感がとてもいい感じです。

でも、本当はマヨネーズ醤油で食べるのが一番すき♡
というのは秘密にしておきましょう(笑)


という事で、今回は2品の料理をご紹介させていただきましたが、このような食材、料理を懐かしく思うのは、小さい頃に食べさせられたからこそ!
全く食べた事が無ければ、懐かしむ事も無いし、味を想像すら出来ませんので、食べたい!と思う事もありません。
なので、ママさんにはお子さんが、好きだろうが嫌いだろうが関係なく、色んな食材、料理を食卓に並べて欲しいと思います。

そうやって、郷土料理、食文化を代々引き継いでいって欲しいです!
それが、健康を維持する事にもなりますが、農家さんを守る事にも繋がり、日本の経済をも守る事になるんだと思います。

料理って、色々と深いですね^^

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