2013年1月28日月曜日

食育

昨日は、サプリメントアドバイザーの更新単位取得のため、日本小児科学会の"子どもの食育を考えるフォーラム"に参加してきました!
サブタイトルが、"〜子どもの食の安全:大災害•放射線汚染のその後〜"だったので、より興味を持って話を聞いてきました。

1部では、日本栄養士会常任理事の方と福島県立医科大学教授の方の話を、2部では仙台白百合女子大学准教授の方とNHKディレクターの方とそれぞれの立場からみた食育の話を聞く事が出来ました。

それぞれの方の内容を私なりにまとめてみようと思いますので、お付合い下さい。


日本栄養士会常任理事の方は、今回の震災時、子どもに大しての支援物資が不十分であった事から、JDAーDAT(日本栄養士会災害支援チーム)を設立されたそうです。

JDAーDATは、災害時の支援などに関する専門的トレーニングの養成を受けたスタッフを中心に、災害時における「栄養と食の支援」に活動することとなるそうです。
特に今回、乳児用の粉ミルクが支援物資として届いたが、きれいな水の確保、加熱処理、哺乳瓶の用意が中々出来なかった事から、海外ではすでに認められている、液状の調整ミルクが支援できるように法改正にも取組みたいと言っていました。
また、時間経過とともに仮設住宅での生活習慣、食習慣の変化が問題となっているようです。
たとえば、仮設住宅のキッチンは狭く、料理をする気になれない、または、野菜は自宅の畑で育てたものでまかなっていたのでタダのようなものだったのに、野菜を買うとなると食費がかさむため、お惣菜や冷凍食品をレンジでチンして食べているなど、育ち盛りの子ども達に食事、栄養が十分ではないという事が問題となっているようです…。
そのため、生活習慣病への対応を今後は栄養士会および行政などと恊働を行いながら長期的に取組んで行くという事でした。


続いて、福島県立医科大学教授は専門が放射線健康管理学という事で、放射線についてでした。

今回の震災は津波の被害も大きかったですが、やはり原発事故の社会影響は大変なものですよね。
ですが、冷静にきちんと話しを聞くと…、原発事故が起こる前から私達の身の回りに元々放射線は存在していたんですね。
たとえば、花崗岩の多い所や、ラドン温泉などの自然放射線量は2.4mSV(0.27μSV/時)ですし、病院の検査で使われるCTスキャンは6.9mSVと高め!さらに自分自身の体内にも7,000〜8,000Bq(約120Bq/kg)が存在しています。
そして、もし100mSVの放射線に汚染されたとしても、発ガンリスクは1%だそうです。
それよりもタバコや紫外線などの生活のなかでの発ガンリスクの方が断然高いのだそうです。
また、野菜などが出荷停止されたりしていますが、土に落ちたセシウムはイオン結合しますので、根から吸収される事はないそうです。
ただ、表面はキレイに洗って下さい。
とは言うものの、もっと長期にわたって調査をしていかないと、被災の発ガンリスクと、その他の発ガンリスクとの差が、実際に放射線によるものなのかは実はまだわからないのだそうです。
なので、わけのわからない情報に流される事無く、現実を知り、きちんと科学的信頼性のある情報を、自らが選択して行く力が必要だと話されていました。
最後に、私がこの教授にグッときたのが、「私達は病気に対しての医療の支援だけではなく"生き方"を支援する事が重要です!」の言葉でした。


続いて、2部の仙台白百合女子大学准教授は、宮城県での学校給食についてと、小学生全体の体型についてでした。

まず、学校給食については、やはり放射線の問題により生徒の親が給食を拒否するという事があるそうです。
これに対して学校はもちろん、調理前の食材、一食全体の放射線量を検査機関に依頼して検査を行い、その結果、調理前の食材で50Bq/kg以下、提供後一食全体でも5Bq/kgだったと報告されていました。
ですが、きちんと結果を表示してもそれでも給食を拒否してお弁当を持たせる親がいるそうです…。
そして、それが影響しているかはハッキリしていませんが、小学生の体型を震災前のH21年、震災後のH24年のデータで比べてみると、やせ傾向にあり普通体型の子が減っていたそうです。
特に女子にやせ傾向が目立っていました。
さらに、それが影響しているのか、"風をひきやすい"、"だるい"、"疲れる"など体調の変化も現れているようです。
その原因として断定は出来ませんが、避難生活、仮設住宅への支援物資に多かったのが、お菓子、ジュースだったそうです。
親としても子どもにお菓子を与えるとおとなしくしているなど楽なので、ついついお菓子を与えてしまう、悪循環が起きていたようです。
また、学校のグランドなどは仮設住宅が立ち並び、放射線の問題もあり、外で遊ぶ事が無いので、体脂肪も少ない変わりに筋肉量も少ない事が問題だと話されていました。


最後に、NHKの朝の情報番組あさイチという番組を制作されたディレクターが取材を通して主に漁港の内容を報告してくれました。

震災直後は漁にも出れませんでしたが、ようやく漁に出れるようになったと思ったら、やはりこちらも放射線の問題があり、出荷前にサンプル検査を行う事になっているようですが、この検査が大変です。
魚の放射線量の検査は5kgからだそうで、3kgの場合は検査に出せないのだそうです…。
しかも、魚に関しては横浜の検査場へ運んで検査されるため、結果がわかるまでには時間がかかります…。
でも、魚は何よりも鮮度が命!そのため、競りが行われて出荷するまでに間に合わない事も…。
ただ、地域によっては自治体で簡易検査を行っている所もあります。
たとえば、石巻では国の補助と自治体が予算を組んで、漁港のすぐそばの施設で水揚げされた魚を競りが始まるまでに検査します。
が、この検査にかかる費用を聞いてビックリです!
検査機器は4台で1,200万円、人件費に1,000万円と合計2,200万円が使われています。
本当に、復興にはまだまだ時間とお金が必要なんですね…。
そして、このディレクターさんもやはり消費者が検査結果をどう評価するのか、食育としては食品リスクについての知識や考え方を子どもにも伝えていく事が重要だと話されていました。


とぉ〜っても長くなりましたが、読んで下さった方、ありがとうございますm(_ _)m
少しでもこの報告がお役に立てたらと思います。
そして、本当に被災地が少しでも早く復興して欲しいと、心から願います。

2013年1月24日木曜日

ガトーショコラ

会社着いて、朝一から眠い眠いと言っていながら…、こんな時間にガトーショコラを作っております(^^;)
なぜだか、ガトーショコラを食べたい!では無く、ガトーショコラを作りたい!という衝動にかられまして、夜な夜なフープロをガラガラ言わせながら作成しております♪

まずはチョコとバターを溶かして…


フープロで卵黄と砂糖を混ぜた物に溶かしたチョコと薄力粉とココアパウダーを混ぜて…
メレンゲを一度目はしっかり混ぜて、二度目はさっくり混ぜて…


クッキングシートを敷いた鍋に中身を流し込んで焼いたら完成で〜す!

よし!
今年はバレンタインにこれ作ろ〜♪
皆様も是非、心を込めて彼や旦那様や好きな人に作ってみて下さ〜い(^^)
もちろん、普段頑張ってる自分へのご褒美でも良いかも!

とりあえず、私は作った事で満足したので、試食は明日会社でお世話になってるみんなに食べてもらお〜(^^)

さ、寝なくては!
おやすみなさ〜いzzz…

2013年1月14日月曜日

ドライフルーツとナッツ入りパウンドケーキ


先日、お友達宅の新年会にお邪魔する時に持って行った"ドライフルーツとナッツ入りのパウンドケーキ"が好評で、レシピをリクエストされたので、投稿しま〜す^^

<材料>
•薄力粉------------------------------165g
•ベーキングパウダー------------小1
•砂糖---------------------------------120g
•バター------------------------------120g
•卵-------------------------------------3個
•ラム酒漬けドライフルーツ--100g
•ラムレーズン---------------------50g
•くるみ-------------------------------50g
•アーモンドスライス------------50g
•ドレンチェリー------------------適量
•ラム酒-------------------------------20cc

<作り方>
バターと砂糖をフードプロセッサーに入れてまわします。
フードプロセッサーを回したままの状態で、卵を1つずつ入れて混ぜます。
さらに、ラム酒を入れて香りを付けます。
ここで、フードプロセッサーを止めて、ナッツを入れて混ぜます。
次にドライフルーツ、ラムレーズンを入れて混ぜます。
(※ドライフルーツはそのままだと色落ちして生地が汚くなってしまうので、お水で洗って水切りしたら、薄力粉を少量とりまぶしておく事!)
最後に、ベーキングパウダーを混ぜた状態の薄力粉を入れて、ザックリと3、4回まわして混ぜます。

クッキングシートをひいた無油無水鍋に中身を移し、ドレンチェリーを適当に乗せて、160℃で45分焼いたら完成です☆

ボールを使う事無く、全てをフードプロセッサーのみで混ぜてしまうので、とっても簡単!!
日持ちもするし、崩れにくいケーキなので、差し入れなどにとても便利なケーキです♪
そして、お友達からも大好評ときたら、もう作るっきゃないですね^^

2013年1月1日火曜日

明けましておめでとうございます☆

ブログを読んで下さる皆様、本年もどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m

そして、お正月という事で、今年初投稿のお料理は伊達巻き!


大晦日に友達の家に行く前に作りました。
人生初の手作り伊達巻きでしたが、超簡単にできて、市販の物よりもしっとりフンワリと仕上がって中々の出来でした^^
しかも、コストも超低価格♪
是非皆様も手作りしてみて下さい。

では、材料•作り方をご紹介します^^

<材料>
•卵L玉--------4個
•はんぺん---100g
•砂糖----------大さじ2
•酒-------------大さじ1
•みりん------大さじ1
•醤油---------小さじ1
•塩------------小さじ1/3

作り方は、材料全てをフードプロッセサーに入れてよく混ぜ、無油無水鍋に大さじ1のサラダ油をまんべんなく塗った所に流し込む。
そして、170℃で10分加熱して焼き上げます。
焼き上がりはまるで大きなパンケーキのようです(笑)


続いて、端を切り落として四角くしたら、鬼すの上に焦げ目を下にして置いて、切れ端が芯になるように手前から巻いていき、輪ゴムでくくったら冷めるまで置いておきます。


冷めたら適当な幅にカットして完成〜!!
超簡単ですよね♪
超簡単ですけど、これが作れたら中々ポイント高いので、是非作ってみて下さい^^

それでは、今年一年も皆様が健康で笑顔あふれる幸せな年となりますように…