2016年12月11日日曜日

紫のスープ


またまた久々の投稿…^^;
本当に時間はアッという間に過ぎていき、もう12月も半ばに突入してしまいました!

そこで、今日は2016年が終わる前に、たまたスーパーで紫のカリフラワーを見つけたので、ずっと作ってみたいと思っていた紫の野菜を使ったスープを作ってみました^^


野菜がもつ色には意味があり、色によって栄養や身体の中で働く場所が違います。
今回選んだ紫の野菜の色は"アントシアニン"という栄養素がメインとなります。
働き方としては、眼精疲労の予防や回復、肝機能の保護、肌のハリ、弾力維持などに役立ちます。

また、ぶどうの皮にに多く含まれる"レスベラトロール"という成分は更に凄くて、長寿遺伝子の活性化に役立つ事が分かっています。

その為か、ワインを良く飲むフランス人は、動物性脂肪の多い食事をしているのに心臓病での死亡率が低い事で知られています。

食事によって、病気になるスイッチ、健康になるスイッチのon、offが関係するので、是非、どんな物を食べるのか気にかけて欲しいと思います^^

という事で、今回のレシピを紹介しますね♪

<材料> 4人分
•紫のカリフラワー・・・250g
•紫たまねぎ・・・・・・150g
•紫いも・・・・・・・・100g
•なす・・・・・・・・・100g
•固形コンソメ・・・・・1個
•水・・・・・・・・・・100cc
•牛乳・・・・・・・・・200cc
•バター・・・・・・・・10g
•塩、こしょう・・・・・適量

<作り方>
①カリフラワーは房ごとに切り離し、その他の野菜は薄切りにする。

②中ソースパンを中火(IR6)で加熱し、バター、玉ねぎを入れひと混ぜして蓋をする。

③蒸気が出てきたら残りの野菜を入れ、ひと混ぜして蓋をする。

④また蒸気が出てきたら水とコンソメを加えて蓋をし、沸騰したら火を弱め(IR4)、紫いもが柔らかくなるまで(5分ほど)煮る。

⑤フードプロセッサーに④を入れ、メタルでピューレ状にし、再びソースパンに中身を移し、牛乳、塩、こしょうを入れて温まれば完成!


カリフラワーは熱がくわわると青紫に変化し、炒めてる途中は毒々しいのですが、食べると普通に美味しいので、安心して下さいね(笑)
料理ってある意味、実験なので凄くおもしろいです!

※実験ついでに、この完成した紫のスープにお酢の酸が加わるとピンクに変色します^^
あ、お酢入りのスープの味は美味しくないので、くれぐれも味付けには使用しないよう注意して下さい。




2016年10月16日日曜日

ライスコロッケ

気が付いたらもう秋〜!
久しぶりすぎる更新でゴメンなさい…^^;

昨日は大好きな先輩に、私の料理は楽しい♪って言ってもらえ、むふふ♡と嬉しくなったので、ちゃんと更新頑張ります!

ということで、さっそく今回のレシピです^^

フライものって、手順が面倒で中々…と思いがちですが、材料も行程もとってもシンプル!
炊く、揚げるのたった2段階!
逆に簡単すぎて暇を持て余すくらいです(笑)
でも、出来上がりはとってもオシャレにキメれちゃいますよ^^

<材料> 6個分(3人分)
米・・・1合
玉ねぎ・・1/4個
鶏ひき肉80g
パルメザンチーズ大さじ1
チーズ・・3個
エサンテ(油)・・適量
パン粉・・適量
パスタソース トマトバジルソース・・大さじ12(仕上げ用)
(A)
・・1合弱
トマトケチャップ・・大さじ1
パスタソース トマトバジルソース・・大さじ1
(B)
・・大さじ3
小麦粉・・大さじ2

<作り方> 
①米をとぎ、水気を切ったら小ソースパンに入れ、(A)とパルメザンチースを入れ、みじん切りにした玉ねぎ、鶏ひき肉を乗せ蓋をし、IR6(中火)で加熱する

②チーズを4等分に切っておく。

③沸騰したらIR3(弱火)にして、タイマーを7分セットする。

④ご飯が炊きあがったら、全体を混ぜ合せて6等分にし、器にラップをひいた所にご飯を入れ、真ん中にチーズ2かけを入れて程よく丸める。(あまりギュッと握りらない事)

⑤丸めたご飯を(B)にくぐらせ、パン粉を付けて、中フライパンにエサンテを1cmほど入れ、フライモード180℃で2〜3分揚げる。
上下を返して、更に2分ほど揚げる。

⑥小ソースパンにトマトバジルソースを入れて温め、ライスコロッケ1個に対してトマトバジルソース大さじ2杯をお皿に引き、ライスコロッケを乗せて完成。


是非、ハロウィンパーティーやクリスマスシーズンに作ってみて下さい^^
ほぼ包丁も使わないし、お子ちゃまと一緒に作るのも楽しいかもです♪
ちなみに、断面図はこちら!

2016年7月30日土曜日

夏野菜のミルフィーユグラタン


梅雨が明けたみたいですね☆
6月も早かったけど、7月はもっと早かったな。
いよいよ夏本番ですね!
暑くなるのかな…。

くれぐれも水分補給をきちんとして、熱中症には気を付けて下さいね^^
熱中症予防の水分補給の仕方は過去に記載してますので、こちらを↓↓
http://restaurantpetitbonheur.blogspot.jp/2015/07/blog-post.html

そして、今回のレシピのテーマは、"夏野菜をたくさん食べよう!"ということで考えてみました^^

先日、Facebookでも書きましたが、先進国で野菜、果物不足による生活習慣病(特に血管系の病気)で亡くなる方の数が年間で"270万人"だそうです!(※2003年 WHO発表)
衝撃的人数ですよね…。

でも、逆を考えれば、きちんと必要量の野菜、果物を食べる習慣が付けば助かる命も増えるということですよね?
その食べ物を選ぶ基準や、食事バランスを気にするきっかけにこのブログが役立ってくれたら嬉しいなと思います^^

ちなみに、1日に必要な野菜は350g、果物は200gです。
が、厚生労働省の調べによると、日本人の全ての年代で必要量を満たせていないそうです。(※平成26年 国民健康・栄養調査結果の概要より)

また、野菜は量も大事ですが、色も大事です!
色(香り、苦味)による野菜特有の栄養素をファイトケミカルスと言いますが、この栄養素がストレスなどによって発生する活性酸素を吸収してくれます。

なので、野菜を選ぶ時はなるべく5色を意識しましょう♪
夏野菜はカラフルなので揃えやすいし、見ててワクワクしますね^^

ということで、そろそろレシピをご紹介しますね。
今回の料理では、5色&1日の1/3の量の野菜が摂れます。
1人で食べきれば1日量クリアです(笑)

<材料> 4人分
•玉ねぎ・・・・1/2個
•かぼちゃ・・・1/8個
•なす・・・・・1本
•スッキーニ・・1/2本
•トマト・・・・1/2個
•豚肉・・・・・150g
•とろけるチーズ
•塩、こしょう
(A)
•ケチャップ・・大さじ2
•ソース・・・・大さじ2
•しょう油・・・小さじ1
•赤ワイン・・・大さじ1(無ければ入れなくてもOK)

<作り方>
①野菜は全て5mm幅くらいに薄くスライスし、豚肉はフープロでミンチにする。

②中フライパンに玉ねぎ、かぼちゃ、なす、スッキーニ、豚肉と重ね、軽く塩、こしょうをふる。
更に、トマトを重ねて(A)を上から全体にかけ、とろけるチーズも全体にお好みの量をふりかけ、蓋をして、IR6(中火)で10分加熱する。

③かぼちゃに火が通ってるかを楊枝を差して確認してみて、OKだったら完成!
(まだ固いかな?と思ったら、もう2、3分加熱して調整して下さい。)

PHOTO by JUNKO OGINO

2016年6月27日月曜日

梅とみょうがのお吸い物

またまた久しぶりのブログとなりました^^;

いつの間にやら夏がすぐそこに〜!
日が長くて、仕事帰りも明るいのは嬉しいですが、暑さは苦手…。

そして、これからの季節は夏バテ、熱中症に要注意!
ということで、今回は夏バテ予防、疲労回復に最適なお吸い物をご紹介します^^

よく薬味として使われるみょうがは実は栄養効果が凄い☆
妊婦さんに嬉しい葉酸、体内の塩分量を調節してくれるカリウム、血液循環を良くしてくれる辛み成分のミョウガアジール、胃腸の動きを活性化して消化を促進させたり、眠気をさましてくれる香り成分のアルファピネン、抗菌、抗炎、解毒、発熱時の体調を整えるカンフェンとさまざまな栄養素を含んでいます。

梅干しは酸っぱさの元となるクエン酸を多く含み、クエン酸回路によりエネルギーを作り出してくれるので、疲労回復を早め夏バテの予防に向いてます。

さらに、クエン酸回路はビタミンB1と一緒に取る事で、クエン酸回路が活発に働くので、今回はビタミンB1を多く含む豚肉も使っています^^

そして、きのこ類は食物繊維が豊富なので、腸内環境を整えてくれて善玉菌を優勢にしてくれます。
そうすることで、便秘解消に免疫力増強、抗酸化、抗がん作用が高まります。

では、レシピです!

<材料> 4人分
•梅干し・・・2個
•豚肉・・・・150g
•みょうが・・3個
•えのき・・・100g
•しめじ・・・100g
•水・・・・・700cc
•白だし・・・20cc
•しょう油・・40cc

<作り方>
①中ソースパンに水と梅干しを入れ、IR6(中火)で加熱する。

②沸騰したら梅干しを割りほぐし、種を取り出す。
梅干しの塩分濃度によって味付けを調整するため、この段階で一度味見をして、白だしとしょう油を加える。

③豚肉、えのきは適当な大きさに切り、しめじもほぐて鍋に入れる。

④再び沸騰したら、千切りにしたみょうがを加え、ひと煮立ちしたら完成。

PHOTO by OGINO JUNKO
さっぱり食べれて、低カロリー、栄養はたっぷり、簡単ですぐ作れるので、残業帰りで夜遅くなった時などにオススメです^^
是非、お試し下さい♪

2016年4月24日日曜日

擦りおろしレンコン焼き

最近は気温は高いですが、雨が多いですね…
ジメジメ暑さは苦手です。

さらに、ジメジメ暑さは体力を奪うので、体調不良になりやすいです。
そこで今回は、栄養豊富なレンコンを使った料理をご紹介します^^

レンコンはビタミンCが豊富で、でんぷん質が多いので加熱しても損失が少なく、抗酸化作用が高いので、美肌、老化防止に有効です。

また、ムチンという成分は消化を促進する働きや胃腸の粘膜を保護する作用があり、食物繊維と合わせると便秘の解消効果も高まります。

それから、タンニンという成分は炎症を抑える働きや止血作用があるうえ、近年はタンニンが花粉症などのアレルギー症状を抑えることが報告され花粉症の緩和にも注目されています。
今は檜花粉で辛そうな方も多そうなので、是非、レンコン料理を^^

<材料>
•レンコン・・・・100g
•小麦粉 ・・・・50g
•卵+水 ・・・・100cc
•たこ  ・・・・100g
•紅ショウガ・・・50g
•白だし ・・・・大さじ1/2
•エサンテ(油) ・・大さじ1

<作り方>
①ボウルに擦りおろしたレンコン、小麦粉、卵+水、白だしを混ぜる。

②たこをフープロでミンチにし、そこに紅ショウガも加えて、パルスで紅ショウガもみじん切りにして、①に加えて混ぜる。

③中フライパンをIR7で蓄熱し、油をひいて②を入れて蓋をし、10分焼く。

④フライパンの蓋を開け、蓋の代わりにお皿を乗せて、フライパンをひっくり返してお皿に乗せたら完成。


カリッと焼き上がった焼きたてには、ビールが合いそうだな〜(笑)
是非、お試し下さ〜い^^


2016年4月2日土曜日

かぶの丸ごと煮

またまた久しぶりの投稿となりました…。
あっという間に4月!
桜も満開♪
春がきました〜!^^

基本、鼻炎の私ですが、花粉症ではないので、やっぱり春が一番好き♡
天気が良いだけで、青空をみるだけでニヤケてしまう^^;
春は色んな植物の生命力を一番感じれるのも良いですね!

という事で、今回の料理は春もののかぶを使って、中に海老のつみれを詰めて煮てみました☆
甘みが強くて美味しいのは冬物ですが、柔らかくて美味しいのは春もの。
さらに、かぶにはジアスターゼやアミラーゼという消化を助けてくれる酵素が多く、胃にも優しい野菜です。
気温差が激しい春は風邪も引きやすいので、暖かくて消化の良い料理で体をいたわってあげて下さい。
ほっくりと煮あがったかぶは、まるで春の日だまりのように優しい口当たりですよ^^

では、レシピです!

<材料> 5個分
•かぶ・・・・5個
•酒 ・・・・小さじ1
•片栗粉・・・小さじ1
(A)
•むき海老・・150g
•ねぎ・・・・10cm(30g)
•しょうが・・1かけ
•しいたけ・・2本
•卵白・・・・大さじ1
•塩・・・・・小さじ1/4
•白だし・・・小さじ1
(B)
•水・・・・・200cc
•白だし・・・大さじ1
•しょう油・・小さじ1/2
•塩・・・・・小さじ1/4
•みりん・・・大さじ1/2
(C)
•水・・・・・大さじ1
•片栗粉・・・大さじ1

<作り方>
•かぶは皮を剥き、葉の付け根部分と身とを切り分ける。

•身の部分の中身をスプーンでくり抜く。

•むき海老に酒と片栗粉をふりかけ、軽く揉んで水洗いして、クッキングペーパーで水気を取って下処理する。

•フープロに(A)を入れて、一気にミンチにする。

•くり抜いたかぶにミンチにした海老を詰める。

•中ソースパンにかぶ(葉の付け根部分を乗せて)を並べ、(B)を入れて蓋をし、IR6(中火)で加熱する。

•沸騰したらIR3(弱火)にして、10分煮る。

•煮えたら、かぶを器に移し、(C)でとろみをつけた煮汁を回しかけて完成。

(※くり抜いた中身は塩こぶとあえて即席お漬け物に^^
葉っぱは刻んで、油揚げ、またはしらすと一緒にごま油で炒めるとご飯のお供に最高です^^)


来客の際のおもてなし料理にピッタリ!
しかも、これは日本酒に合うな…(笑)
是非、お試し下さい^^

2016年2月28日日曜日

大和芋のモチモチお吸い物

今年初の投稿^^;
気付いたら、もう2月も終わり。
梅の花も咲き、菜の花もチラホラと咲き出し、春が近づいてきましたね〜♪
とは言え、まだまだ寒い日もあり、油断は出来ません。
体調も崩しやすいので、気を付けて過ごして下さいね^^

そこで、今日ご紹介するお料理は滋養強壮に最適で、新陳代謝促進、免疫機能強化、生活習慣病(高血圧、動脈硬化、糖尿病)の予防に効果ありの大和芋を使った、モチモチお吸い物です!

大和芋には"コンドロイチン硫酸塩"という成分が含まれている為、熱を加えると固まる特徴があり、本当に、一瞬お餅?と思う程のモチモチで、食べ応えがあり、この一品だけでも満足度高いです☆
是非、お試し下さ〜い^^

では、レシピです。

<材料> 4人分
•大和芋・・・・100g
•ごぼう・・・・30〜40g
•にんじん・・・50〜60g
•鶏肉・・・・・150g
•せり・・・・・半束
•水・・・・・・800cc
•白だし・・・・大さじ1杯
•しょう油・・・大さじ2杯
•みりん・・・・大さじ1/2杯

<作り方>
•中ソースパンに水を入れて、中火(IR6)で加熱する。

•大和芋は皮ごと擦りおろし、ごぼうはささがき、にんじんは半月切り、鶏肉は一口大、せりは3cm幅くらいに切っておく。

•沸騰したら、白だし、しょう油、みりん、鶏肉、にんじん、ごぼうを入れて蓋をする。

•再び沸騰したら、火を弱め(IR4)にして3分くらい煮る。

•にんじんに火が通ったら、大和芋を一口大くらいにすくって入れていき、最後にせりを入れて蓋をして2分くらい蒸らしたら火を止めて完成です。